賃貸物件を借りる際に必要となる「仲介手数料」。マンションやアパートなどの居住用物件だけでなく、テナントやオフィス・事務所などの事業用物件を借りる際も仲介料は発生します。仲介手数料は数万円から数十万円かかることも珍しくなく初期費用の中でも大きなウェイトを占める出費です。仲介手数料は不動産会社の主な収益源であるにも関わらず、なぜオフ賃貸はそれを無料にできるのでしょうか？ここでは仲介手数料無料のからくりや落とし穴・デメリットについて一般的な賃貸仲介サービスとオフ賃貸の場合を比較しながら詳しくご説明します。仲介料０円の落とし穴やデメリットを理解し、賃貸物件を借りる際の初期費用を大幅に安くしましょう！

仲介手数料とは？

仲介手数料とは「賃貸契約をする際、仲介（＝媒介）する不動産会社への報酬」を意味し、仲介料とも呼ばれます。賃貸仲介業務を行う不動産会社にとって仲介手数料は主な収益源となり、ほとんどの不動産会社では「賃料の1カ月分+税」が仲介手数料となります。例えば、家賃10万円をお部屋を借りる場合は税込で11万円の仲介料が発生します（消費税率10％の場合）。仲介手数料は賃貸物件を借りる際の初期費用に含まれ、数ある初期費用の中でも大きなウェイトを占めており、賃貸契約における大きな出費（数万円から数十万円）となります。

仲介手数料は宅地建物取引業法および国土交通省告示によって定められています。

宅地建物取引業者が宅地又は建物の貸借の媒介に関して依頼者の双方から受けることのできる報酬の額（当該媒介に係る消費税等相当額を含む。以下この規定において同じ。）の合計額は、当該宅地又は建物の借賃（当該貸借に係る消費税等相当額を含まないものとし、当該媒介が使用貸借に係るものである場合においては、当該宅地又は建物の通常の借賃をいう。以下同じ。）の一月分の一・一倍に相当する金額以内とする。（以下略）

参照：国土交通省告示（宅地建物取引業者が宅地または建物の売買等に関して受けることができる報酬の額、第四）

仲介手数料無料の賃貸仲介業者はまだまだ少ない

日本国内には多数の賃貸仲介業者（不動産会社）があります。最近は仲介料０円の賃貸仲介サービスが増加傾向にありますが、仲介手数料は賃貸仲介業者の主な収益減であり売上の主要部分を借主様からの仲介手数料に依存している会社が多いため仲介手数料無料の業者はまだまだ少ないのが現状です。特に、オフ賃貸のように仲介手数料無料の上にキャッシュバックまで行っている業者は業界的に珍しいでしょう。仲介料は賃貸仲介会社の主な収益減となりますのでこれを０円にするのは非常に難しく、仲介手数料無料の賃貸仲介サービスを展開するにはそれを実現する仕組みと多大な努力が必要となります。

仲介手数料無料であっても、一般的な不動産会社が実施する仲介手数料無料の賃貸仲介については以下のような落とし穴・デメリットがある場合がありますので注意が必要です。。

仲介手数料無料サービスの落とし穴・デメリット

一般的な不動産会社も仲介手数料無料対応をしているところはありますが、以下のようなケースが多く落とし穴やデメリットがあります。それぞれのケースの落とし穴・デメリットをご説明します。このポイントを理解しておかないと、出費が減るどころか増えるようなケースもありますので注意が必要です。

自社管理・所有物件

不動産会社が管理も請け負っている物件については、物件オーナーから仲介手数料・広告料などが得られるため、借主様（お客様）から仲介手数料を頂かなくても良い物件があります。このような自社管理物件については仲介料は0円となる場合があります（仲介料が発生する場合もある）。また、不動産会社自らが所有する賃貸物件は賃貸契約の「仲介」が行われないため、仲介手数料は発生しません。このような自社管理・所有物件の場合、紹介できる物件数が限定され希望条件に合致する物件を見つけるのが難しくなるという落とし穴・デメリットがあります。

オフ賃貸の場合は自社管理・所有物件以外のほとんどの物件で仲介手数料が無料にできます（後述）。

サブリース物件

サブリースとは一般的に「転貸（＝又貸し）」を意味し、サブリース物件とは転貸物件となります。つまり、オーナー（＝貸主）とサブリース会社（＝借主）が賃貸契約をし、サブリース会社が入居者（＝お客様）に転貸するという賃貸物件になります。この場合、オーナーと賃貸契約（＝マスターリース契約）を交わすのは不動産会社であり、入居者が賃貸契約（＝サブリース契約）を交わすのはサブリース会社となり、入居者とオーナーは特に契約を交わしません。このようなサブリース物件の場合、入居契約を「仲介」されているわけではないので仲介手数料は発生しません。ただし、サブリース契約はサブリース会社の利益が家賃に上乗せされるビジネスモデルのため、一般的な賃貸物件よりも家賃相場が高くなるという落とし穴・デメリットがあります。また、仲介手数料が発生しなくてもサービス利用料など別途費用が発生するケースもあります。

オフ賃貸の場合、仲介手数料が発生しない賃貸仲介契約ですのでサブリース物件のような家賃相場が通常よりも高くなるようなデメリットはありません。

オプションの強制付帯

仲介手数料を無料とする代わりに、「消臭作業」「ルームクリーニング」や「防虫作業」などのオプション利用を条件とする場合もあります。これらのオプションは必ずしもお客様にとって必要なものではなく、オプションの内容によっては数万円もすることになり初期費用が増える要因になります。この場合は仲介手数料が無料であっても別名目で費用が発生しているので実質無料とは言えず必要ではない事にお金を使わなければならないという落とし穴・デメリットがあります。

オフ賃貸の場合はそのようなオプション利用を条件に仲介手数料無料となることはありません（後述）。

仲介手数料無料のからくり｜オフ賃貸の場合

オフ賃貸の場合は上記のような自社管理・所有物件、サブリース物件やオプション強制付帯ではなくてもほとんどの物件を仲介手数料無料で対応しています。幅広い物件で仲介手数料無料にできる理由・からくりは複数ありますが、主なからくりは以下の２点です。

１．貸主様側からの報酬のみで運営

先ほど不動産会社の主な収益源は「借主様からの仲介手数料」と言いましたが、実は多くの物件では貸主様側からも報酬が得られます。オフ賃貸は主な収益源を「貸主様側からの報酬」として運営することで、借主様（お客様）からの仲介料を頂かなくとも事業運営できるようにしています。もちろん、自社管理物件・サブリース物件限定やオプション強制付帯などの縛りはありません。

「それならどこの不動産会社も仲介料0円にできるんじゃない？」

と思われる方も多いですが、実はそう簡単ではありません。それは次に説明する「運営コスト」がポイントになります。

２．徹底的な運営コストの削減

不動産会社は運営する上で非常に多くの運営経費がかかります。例えば人件費・広告費・事務所費・交通費などです。例えば、一般的な賃貸ショップは駅近の路面店にあることが多いですがそのようなテナントだと賃料が高く、維持するだけでも膨大な運営コストがかかります。また、賃貸仲介会社にはフランチャイズ店も多く看板料やマージンも大きいコストとなります。

事業である以上、これらの経費以上の売上を上げないと利益にはなりません。経費が多ければ多い程売上を上げなくてはならないのです。それなのに借主様からの仲介手数料を無料（＝売上減少）とするとどうなるでしょうか？ほとんどの不動産会社は売上が減ると運営経費に圧迫され赤字経営となってしまいます。

オフ賃貸の場合、お客様にとって必要ではない運営コストを徹底的に削減し作業を効率化することで、売上が下がっても事業を継続できる工夫を常に行っています。そうすることでお客様からの仲介手数料が無くても利益を上げられる運営体制を構築しています。

コスト削減の例として、

• 店舗の豪華な内装などにはお金をかけない
• 業務用の設備（パソコンなど）は機能上必要なもののみ、余計な設備投資はしない

といった形で運営コストを削減しています。ただし、

• 内見対応
• オンラインだけでなく来店相談も可能
• ゼロからお部屋探しに対応

といった、お客様へのサービスに直結する内容につきましてはコスト削減の対象とせず、しっかり対応します。

仲介手数料無料の不動産業者は他にもありますが、内見対応不可だったり接客はオンラインのみといった業者も多い中、オフ賃貸はしっかりお客様のお部屋探しをサポートします！

オフ賃貸の仲介手数料無料にデメリットはない！

上記のように、オフ賃貸による仲介手数料無料のからくりは「貸主様からの報酬」「借主様からの報酬が無くても運営できるコスト削減体制」です。そのため、一般的な賃貸会社の仲介手数料無料条件に多い「自社管理物件・サブリース物件限定」や「オプション強制付帯」といったデメリットはありません。

「仲介料が無いなら仕事が適当になるんじゃないの？」

という心配も不要です！オフ賃貸は借主様の利益が一番という考えで、家賃交渉や条件交渉も積極的に行っています。

オフ賃貸は借主様の利益が一番というポリシー

オフ賃貸は借主様が「良い物件」を「いかに安く借りられるか」という、借主様の利益が一番大事という信念で運営しています。そのためにはただ初期費用を安くするだけではなく、家賃交渉や条件の交渉なども借主様視点で一所懸命行っています。

そうすることで多くの方がリピート利用して頂いたり紹介案件も頂き、多くのお客様にご利用頂いております。お部屋やテナントを借りたい方は是非オフ賃貸をご利用ください！